書き方Q&A

「4枚小説」というのは、これまでに無い、新しい小説の枠組です。
そこで、いろんなギモンが生じるだろうと予測されます。
このページでは、それらをQ&A形式でわかりやすく、解説していきます。

Q1. 4枚小説の内容に、ジャンルってあるんですか?
A 「内容」については一切、ジャンルの規定はありません。
原稿用紙4枚(1600字)で一話完結していることのみが、「4枚小説」の条件ですから、「内容」については一切、ジャンルの規定はありません。
「恋愛」「冒険」「ホラー」「時代物」「サスペンス」「童話」「SF」……何でもアリです。
ただし、どんなジャンルであっても、“人間を描く”ことを追求してくださいね。
Q2. 原稿用紙4枚で、必ず“一話完結”していないとダメなんですか?
A はい。次の二点でメリットがあります。
「一話完結」にすることで、作品が“自立”します。つまり、読者が読んで評価する、その対象になるわけです。
また、「一話完結」していることで、作品全体の「構成」(組み立て方)について考えられるようになります。
「完結」していない作品は、いつまで経っても「未完」のままで、自分を成長させる糧にはなりません。小説を勉強する初期の段階では、「質」にこだわるよりも作品の「量」をこなしていくほうが、早く基本となる足腰が鍛えられると思っています。そのためにも「たった4枚だけど一話完結させる」ことにこだわって書いてみてください。必ず、次の作品への良いステップになっていきますよ。

但し、応用の段階に進むと、「4枚小説の連作シリーズ」という形もあり得ます。
それについては、また別の機会にお話しましょう。
Q3. 一話完結していれば、4枚じゃなく、例えば原稿用紙1枚とか、5枚とかでも構いませんか?
A 「4枚=1600字」にこだわるから、勉強になりますよ。
本当に素晴らしい「4枚小説」は、そのままで「50枚」や「100枚」の作品に膨らませることが出来ます。なぜなら、「設定」や「キャラクター」といった「作品の世界観」が、ちゃんと描かれているからです。
「原稿用紙1枚」だと、その世界観まで筆が及ばず、単に「ストーリー」の結末(オチ)だけ書いて終わってしまう恐れがあります。
逆に「5枚」以上だと、あれこれ内容を広げすぎて「一話」の幹が見えず枝葉だらけになったり、また文体の簡潔さが損なわれたりすることもあります。

ここで、コツをお教えしておきましょう。

先ず「下書き」を書こう。その際、文字数は多めに書いてください。
1800字、いや2000字になってもいいですよ。とりあえず、「言いたいこと」や「思いついたこと」は全部、書いてしまいましょう。

次に、「清書」しよう。そこで、「下書き」の多い文字数を削っていきます。
実は本当に、この「削る」作業が最も良い勉強になるのです。後半からラストは殆ど削らず、書き出しや前半部分をたっぷり削っていくことがポイントですよ。
この削り方が出来るようになると、ちゃんと「4枚=1600字」ピッタリで作品を仕上げられるようになります。
是非、チャレンジしてみてくださいね。

あ……「下書き」と「清書」の間は、時間を空けるほうが理想的です。それだけ、客観的に自分の作品を振り返れるようになりますから。
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